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こうして出来た! 庭園鉄道
実際に自分が乗って運転する鉄道模型。 楽しそうだけど敷居が高いなと思ってた。 でもチャレンジしました! マンションのバルコニーに作った 乗用鉄道模型の製作記です。

(16)塗装開始

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塗装と言っても 使用するのは
ホームセンターで売っている 木工用の水性スプレー缶です。
ボディが大きいし 細かい塗り分けもないので これで充分です。
オレンジ色が好きなので ボディはオレンジ 一色。(単純!)
ただ これだけだと締まらないので 白のラインを加えました。

3回 サーフェイサの吹きつけと研磨を繰り返したので
ボディはつるつるになっていて 叩くとコンコンと堅い音がします。
これでオッケイなので まず 運転室室内を 塗りました。
機関車の運転室は 淡い黄緑色のイメージしかありません。
これだけは ホームスプレーでは思い通りの色がなかったので 
模型店でタミヤのスプレー缶のパールグリーンを購入し吹きつけました。
乾いてから 窓部分を新聞紙でマスキングし 白を吹き付けました。
翌日 30ミリ巾のマスキングテープで ラインになる部分を
マスキングし オレンジを吹き付けました。
ここまでは順調でした。

前面のラジエーターグリルと上部の排気ファン の場所に
黒の下塗りをしました。
手持ちの 黒のラッカーを塗ったところ
水性塗料を侵して 見事失敗!
周りのオレンジの所も チリチリになってしまい
仕方なく もう一度オレンジを吹き付けるハメに。
白のラインのマスキングを脱していなかったのが 救いでした。
もちろん すぐ水性塗料の黒を買い出しに行きました。
水性塗料の上には 水性塗料を。 ラッカーの上には ラッカーを。
これ基本です。(反省)

DSCF0300.jpg
(塗料の相性には気を付けましょう(^^;) )


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(15)排気ファン

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お次は 排気ファンです。
機関室上部の前部に付きます。
これもラジエーターグリルと一緒で
1ミリ厚のイラストレーションボードに丸穴を開けます。
これには コンパスカッター なるものを使用しました。
これはコンパスの鉛筆部分が カッターの刃になっている物で
片方の針を 円の中心に刺しくるくる回すと 綺麗に円が抜けます。
ホームセンターで500円くらいでした。
ヘッドライトの穴も これで抜いてます。

丸穴を抜いた後 裏にメッシュを貼り 飾りの支柱を6本付けます。
ボディ色に塗装した後 黒く塗ったボディの取り付け部に最後に貼ります。
DSCF0297.jpg
(塗装前の小物たち。 右下は排気ファンの 抜けあと)

小物も出来たので キャブと機関室部に サーフェイサーを
吹き付けます。 
鉄道模型を扱ってるお店では 缶入りのサーフェイサを売っていますが
ここは 手に入りやすいタミヤの スプレー式サーフェイサを使いました。 
結構高いのと 物が大きいので1本では足りないのが痛いところです。
あとプラパテを塗り 補修しつつ耐水ペーパーで
荒目→細目→最細目の順に磨きます。
最初にパテを塗った失敗も ここで補修できました。 (12)屋根の完成と失敗 参照(^^;)

これを最低2回は繰り返したあと 塗装に移ります。

DSCF0299.jpg


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(14)ラジエータグリル

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生まれつき不精者なのと あまり飾り付けると壊れやすいので
(子供も運転するし脱線した時こわいので) ボディには出っ張る物は
付けない事にしました。
でも一応ディーゼル機関車ですので それらしきパーツを付けました。
ラジエーターグリル と 排気ファン です。

ラジエーターグリルは 正面下部に付く物で 
1ミリ厚のイラストレーションボードを使いました。
まず ケガキをして 8ミリのポンチで左右穴を開けます。
ポンチは 皮製品を加工する 皮ポンチで ホームセンターに
売っていました。 500円くらいでした。
カッターマットの上に ケガイた紙を置き (ここはカッターマットが一番です) 
ポンチをハンマーでたたきます。
位置合わせさえチャントすれば 綺麗に抜けます。
そして左右の穴を結ぶように カッターナイフで切り抜きます。
これを 6段作りました。 このあたりは 実際にボディに
ケガイた紙をあてていき バランスを見ながら大きさを決めました。
 DSCF0293.jpg

そして メッシュを裏に接着します。
メッシュは アルミ製の18/16メッシュです。
この18/16というのは1インチの間のタテと横の網目の数だそうです。
アルミ製は少し高価ですが 加工がしやすいのと錆びないので
これにしました。
切り抜いたラジエータグリルに ゴム系の接着剤を使って接着します。 
そして 塗装の時に ボディと一緒の色に塗装します。
最後にボディの塗装が終わってから ボディ側のグリルが付く部分だけ 
つや消しの黒を塗り そこに接着しました。

DSCF0687.jpg
(お気楽に ふんいきふんいき~)

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(13)機関室組み立て

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チョンボもしましたが 一応 キャブ(運転室) は組み立て完成という事で。
サーフェーサー仕上げと 塗装は 機関室部分が出来てから
一緒にする事としました。
もちろん その方が効率がいいからです。

そこで 次は機関室に取りかかりました。
構造はキャブと一緒で 2ミリ厚のイラストレーションボードに
補強の角材を付けて箱にする オーソドックスな物です。

でも この構造で思案していたのは 肩の部分のカーブです。
R20~30ミリくらいの カーブを作りたかったのですが
その方法で悩んでいました。(というか楽しんでました)
何か使えるものはないかな? とホームセンターをブラブラしていると
木材売り場で おあつらえ向きの物を見つけました。
それは額縁などの 装飾用に使うんでしょうか 
断面が 4分の1の円に直線を足したような角材?でした。
早速購入し 機関室側面の上部に土台を付け そこに載せるようにしました。
DSCF0289.jpg

これが決まると 後は簡単で 前面と後面は その装飾材のカーブを
両肩にケガいてカット、 直角に注意して箱に組み立てました。
DSCF0290.jpg
(機関室の中に見えてる 黒い物体は バッテリーの上部。)

また前面には 前照灯の穴(手持ちの懐中電灯の大きさ) をくり抜きました。
この前照灯は 懐中電灯を分解し 前の レンズと電球、反射板だけを使います。 
そして電池は 別に購入した電池ボックス(スイッチ付き) から リード線で接続します。
DSCF0686.jpg

P1010491.jpg
(完成後の姿。 上=残りの部分にバッテリーが入るので ギリギリのスペース。 
下=実用性はないけれど ふんいきふんいき。 光るだけで楽しい。)

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(12)屋根の完成と失敗

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キャブ(運転室)の屋根の製作の続きです。

組上がった屋根の骨組みに 屋根を付けます。
0.5ミリ厚の工作用紙を使います。
だいたいの大きさに切った紙を 仮付けし現物あわせでカットします。
骨組みに べったりセメダインCを塗り
片方の側面の方から 浮き上がらないようにしっかり押さえつけ
貼っていきます。
1枚では強度的にゆるいので その上にもう一枚貼ります。
そして一晩完全に乾かします。

ところが翌日見てみると 屋根に 骨組みの形が浮き上がって 見えているではありませんか。
そこで もう一枚張り 結局3枚貼ることになりました。
3枚貼ってもすこし骨組みが見えますが 強度はすごく上がりました。
DSCF0616.jpg
(完成後の屋根。 塗装をすれば骨組みもあまり目立たない?)

これで キャブはほぼ完成です。
でも 工作精度が悪いので あちこちに僅かですが隙間が出来ています。
それに我慢できなくて 無謀にもサーフェーサーを塗る前に 細部の隙間に パテを塗りました。
タミヤのプラパテを少量のシンナーで溶き 隙間に塗ります。
で 乾いたところで気が付きました。
順番間違えたな と。
案の定 ペーパー(紙ヤスリ)で研磨すると 紙の繊維も剥がれます。

仕方なく その上からサーフェーサーを塗り もいちど研磨する事にしました。
サーフェーサー → パテ → 研磨 → サーフェーサー → 研磨
この順序でして下さい。 反省。

DSCF0288.jpg
ペーパーにプラパテ。 失敗の記念写真。

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(11)キャブ屋根の組み立て

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キャブの前後左右 4枚分のパーツの切り抜きが終わると
組みあがった時の位置を考えて 先に各パーツの裏側に
補強の角材(10×10ミリ)を取り付けます。

次に窓ガラスを作っておきます。
1.7ミリの透明プラ板をだいたいの大きさに切り
補強角材を避けるようにして 現物合わせで作ります。
後ろの窓は コードを引き出しますので ガラス無しです。
もちろん貼り付けは塗装が終わってからです。
一緒に側面の窓枠を0.5ミリの工作用紙で作り 
これは貼り付けておきます。

そして4枚を箱形にしていきます。

DSCF0284.jpg
(まず3方を組み立てる。 クリップが押さえているのは窓枠。 
下の方に切り抜いた窓ガラスが散乱。)

4方が箱になると各カドが直角を保つよう気を付けて
一晩じっくり乾燥させます。

次がボディ一番の難関 キャブの屋根です。
HOの車体のように ペーパールーフで作りますが 大きいものなので
中に芯を入れないと持ちません。
2ミリ厚の紙を 下の写真の手前にある形に 4枚作ります。
屋根のカーブに合わせた上部に 5ヶ所切り抜きを付け 
ここに角材を通します。
DSCF0285.jpg

4枚同じものを作るのに難儀しましたが
これを キャブの左右に渡し 10ミリ×5ミリの角材を
嵌め込んでいきます。
こうして出来上がった骨組みが下の写真です。
ここに屋根の紙を貼るわけです。
DSCF0287.jpg

あ~疲れた~

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(10)製作開始

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DL.jpg

ようやく製作開始です。
ラフスケッチで思い浮かべてた機関車を 図面にします。
図面といっても各部分の寸法を決めるくらいで 実際 上に載せた図面と完成した機関車は
違うところが何カ所もあります。
キャブ(運転室のあるところ)とエンジン室部分は 別パーツにし モーターを付けた台車の上に
並べて載せる様にしました。
この方が 作る時も取り回しやすいし 後々の保管が楽だからです。

まず キャブの製作から取りかかりました。
2ミリ厚のイラストレーションボードを使います。
屋根にRが付いています。
参考までに このRの求め方は
車体巾の二乗に 屋根の高さの二乗を4倍した数値を足し それを 
屋根の高さ×8で割ったら出ます。
そこで使い古したスチール製の巻き尺を 50センチくらいに切断し
390の所に画鋲を刺し コンパス代わりにしました。
これを使って キャブ前面と後面をケガキます。
DSCF0274.jpg


ケガキ終わったら 大型のカッターナイフで慎重に切断します。
切断は窓部分の切り抜きから始めます。
紙の厚みが2ミリもあると とうてい1回では切れないので
始めはスジを付ける感じで そして2~3回力を入れて切ります。
カッターナイフの刃はケチらず こまめに割って交換します。

同じように 左右側面も切り出します。
少しくらい隙間が出来ても パテで埋めたら直る位の気持ちで
怪我だけに気を付けて切り出しました。


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(9)道具あれこれ

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東急ハンズへ工作の材料を仕入れるために出かけました。
購入したのは B3( 364×515 )の大きさのイラストレーションボード
1ミリ厚 2ミリ厚 の2種類。
これは 表面が上質のケント紙で 腰が強く塗料のノリが良く 
サーフェーサーと 塗料で仕上げると強固になります。
それと 0.5ミリ厚の工作用紙も購入。
これは裏面が方眼になっていて 加工しやすく 小物を作るのに
使い勝手が良いのです。

工具としては ピラニアソー。 刃渡り20センチ弱の 非常に細かい目の工作用ノコギリで 
切り口が綺麗に仕上がります。
アルミガイドブロックという ノコギリ用材料固定治具。
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高さ5センチ 幅8センチ 長さ25センチくらいで 断面がコの字型をしており
材料に対して 直角と45度の切れ込みが入っています。
ノコ引きが下手なので これを使うと 材料をしっかり固定して まっすぐに切ることができます。
後で 引き抜きレールを加工するのにも役立ちました。
 
そのほか ホームセンターや模型店へも買い出しに行きました。
まず カッターナイフ。 大型の物と 刃先角度が30度のデザインナイフがあれば便利です。
1種類でも構いませんが 2ミリの紙厚を切るのには 大型でないとダメです。
ステンレス製の定規。 カッター用のガイドが付いていればベスト。
カッターマット。 なるべく堅めが良いです。 1センチぐらいの厚みのガラス板でもいいです。
私は両方使いましたが ガラス板の方が 使いやすかったです。

接着剤ですが 木工用のホワイトボンドでもいいのですが 水分が含まれているので 広い面積に塗ると紙が反ったり皺ができるのが気に入りません。 
そこで セメダインC を使っています。 昔ながらの黄色いチューブの透明の接着剤です。
大型のチューブ入りは見つけたら買いだめしてます。
ただし 臭いがキツイので 換気には注意が必要です。
接着剤が乾くまで 材料を挟んでおくクリップも必需品です。
洗濯ばさみでもOKですが 挟んだ型が残らない様に。 100円ショップやホームセンターに安価な専用品が売っています。

また 仮組み用に 接着力の弱いマスキングテープ
細かい物の位置決めに ピンセット
コーナー補強用の木材 1センチ角数本
窓ガラス用の透明プラ板 タミヤ1.7ミリ厚
ボディ仕上げ用サーフェーサー 今回はタミヤのスプレー式を使いました。
同じくタミヤのプラパテ紙ヤスリ(荒目、細目、極細目)
あと 塗料なんかも要ります。
ひさしぶりに模型店へ行くと タミヤの専門工具や材料が充実していることに驚きました。手軽に買えて便利です。
ここまで揃えると もう完成した気分になりました。(これからじゃ~)
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(8)バッテリー

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作りたい車両が決まったら 紙にラフスケッチを描きイメージを固めます。
 と その前に 
機関車のボディには 普通 バッテリーを載せます。
機関車の重量を稼ぎたいため これは有効な方法なのですが
こうすると逆に 機関車の大きさやスタイルが ある程度決定されることになります。
機関車自体に運転士が乗る場合は
後ろのトレーラーに載せても構いません。

  ここでバッテリーの事について
  バッテリーと充電器はセットには入っていないので 自分で用意する事になります。
  自動車に使うのと同じタイプが 手に入りやすいと思います。
  カー用品店や ホームセンターのカー用品売り場に行けば
  セール商品として 安価に売られている事も多いです。
  その場合 いろんな大きさの物が売られていますが 
  入門セットのモーターに使うには 12Vのものを購入します。

  また訳のわからない記号が書いてあると思いますが
  たとえば 38B19R とあれば
  最初の2桁の数字 ここでの 38は 容量などの性能を表します。
  庭園鉄道には 38~40もあれば十分です。

  次の B は側面の大きさで Bなら横幅127~129 高さ203ミリ となっています。
  ちなみにAは127×162ミリです。 JIS規格で決まってるそうです。
  その次の 19 は長さで 190ミリです。
  最後の R もしくは L はプラス・マイナス端子の端子の位置で どちらでも良いです。
  つまり 38B19R なら
  寸法 幅127 長さ190 高さ203ミリ の大きさというわけで
  これにより 機関車の寸法も ある程度決定されてしまいます。

私は機関車が自分を引っぱてくれている という感覚が好きなので
機関車本体にバッテリーを 2個積むことにしました。
1個は動力源として もう1個は死重
且つ長時間走らせて 本バッテリーが弱ったときの予備として。

ホームセンターに行くと 38B19R より 40B19R の方が安く売られていたので 
これを購入しました。 2280円×2個でした。
また 充電器も 全自動の物を 6800円で購入。
これだけで 1万円を超えてしまいました。
ああ また セッセと こづかいを稼がなきゃ...


DSCF0660.jpg
こういう風に2個並べることにしました。
左側のが死重用。 端子のひとつをビニールでカバーしてショート防止しています。


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